本物の森を奄美大島の自然を大切に: ・鹿追町のバイオガスプラント、鹿追町・家産官僚制程度ならまだ問題はありませんが、・テレビ会議は、離れた場所にいる相手と、・ (synapse-blog.jp)
2024年4月10日 17:45:43
・生ゴミから宝を生んだ発想
・さて、日本にもその種の発想をした男がいる。場所は宮城県柴田郡村田町。その男に全国から熱い視線が注がれているのだ。葉坂勝さんという人で、『バクテリアを呼ぶ男」(地湧社)という本も出している。彼は今から二〇年くらい前に、これからは生ゴミが大量に増えるだろうと予想し、資源循環型の究極の発想をしたのである。
・現在、日本では東京都をはじめ、ほとんどの自治体で、生ゴミの九二パーセントを燃やしていアメリカでさえ焼却しているのは二〇パーセントほどで、残りは自然に返しているというの日本は世界一生ゴミを燃やしている国なのである。
・生ゴミを燃やすと、どんな弊害があるのだろうか。まず、毎日、大量の生ゴミを焼却する工場が必要になるが、その建設費は数十億円から、大規模になると一〇〇億円はかかる。当然一つの
自治体だけでは無理なので、地方では四つ、五つの自治体が一緒になって、金を出し合って生焼却場を作って使っている。
・しかし、生ゴミ焼却場を作れば、それで終わりというわけにはいかない。生ゴミは水分を多量に含んでいるので、焼却しているところに生ゴミを入れると、温度が一気に下がってしまい、他
ダイオキシンが発生する恐れがある。
・135頁・
・そのため温度を下げないように、現在は燃料を加えて生ゴミを燃やしている。 その燃料代やメンテナンスにかかる費用、人件費などの維持費として、年間数億円から、規模によっては数十億円かかっているのである。
・この費用をみんな、地域住民の税金でまかなうのだから大変だ。こうして大金をかけて日本全
生ゴミを燃やして二酸化炭素を排出し、地球温暖化を促進しているのだから、バカバカしい
にもほどがある莫大な金をかけて地球をダメにしているのである。
・その上、さらに困ることが起きる。それは焼却灰の処理問題である。大量の生ゴミを燃やせば
大量の所が出るが、その灰をどう処理しているのかというと、産業廃棄物処理業者にトン当り一万とか二万円とかで引き取ってもらっているのである。その産廃業者はそれを福島県や茨城県、栃木県、長野県、群馬県などの山の中に持っていって、最終処分場というところに埋めている。
・そんなものを次の世代を担う子供たちにプレゼントしているのだ。これが現状である。ゴミの最終処分場となっている地方自治体は、財政が苦しいというので、都会から出た焼却をトン当り
二万円ぐらいで引き取っている。
・莫大な金をかけて、大気を汚染し、地球環境を破壊して、その上焼却灰を出している。
・さて、葉坂勝さんは「生ゴミは燃やしてはいけない」と考えた。そして、今から二〇年前にあることを発想した。
136頁・2023/06/29 13:01
・「生ゴミは宝だ」 「生ゴミは資源だ」と考えたのである。
・そして、昔の堆肥作りの原理を機械化して、急遽高温発酵による、生ゴミの大量堆肥化装置を発明したのだ。発酵槽は長さ一〇〇メートル、深さ二メートル、幅三メートルの巨大な装置である。「ハザカプラント」という。
・仙台市や福島市など、周辺一帯の市町村自治体から出る生ゴミ、あるいはスーパーマーケットから出る生ゴミ食品会社から出る食品廃棄物、酪農家から出る動物の糞尿などを毎日その巨大装置「ハザカプラント」に運んで発酵処理し、肥沃な土である堆肥を造っている。以前は、すべて燃やしていた生ゴミを土に返しているのである。
・この大型の装置には特殊な機械が組み込まれていて、そこには、昔の完熟堆肥を作るための原理がある。
・昔の人たちは五年間もかけて完熟堆肥を作っていた。 完熟堆肥でなければ、田畑に撒くことはできない完熟していない未熟な堆肥には、まだ有機物がたくさん残っていて、これを田畑に撒
と、農作物が根腐れ病を起してしまうのである。完熟堆肥は臭くないし、手で掴んでみるとフ カフカしていて、すばらしい土なのである。
・「ハザカプラント」では、八〇度近い高温で発酵させるのだが、土の中に棲息している高温土壌
微生物を活用する方法で行っている。この微生物は土の中にいる生ゴミが大好きな菌で、高温でとてもよく発酵するのである。この菌を自然に増殖させる環境システムを葉坂さんは開発したのだ。
138頁
・そして、ここにゴミを入れて発酵させると、完熟堆肥が出来るまでにたった二五目しかかからない。つまり、それまでの五年を。たったの二五日にまで短縮してしまったのである。
・なぜそんなに速く堆肥ができるのか説明しよう。微生物は夏場の温度の高いには旺盛に活動するが、冬のように温度が低くなると活動を停止する。日本には存夏秋冬の四季があるから、昔は、堆肥を完熟させるためには五回の夏、つまり五年間、高温の時期が必要だったのであると葉坂さんは密閉した空間を作って、そこに高温微生物が増殖しやすい環境を作ってやり、嫌気
発酵と好気発酵を連続して繰り返させることによって、短期間で完熟堆肥ができるこ発見したのである。
○葉坂さんは、このプラントを完成するまでに、堆肥作りを知っている農家のお年寄りをあちこち訪ねて、その作り方を聞いてまわった。すると、全員から同じ答えが返ってきたのだという。
・そこに注目したのだ。
・つまり、切り返したら、そのままにしておき、また切り返してはじっと置いてと教えてくれた、と教えてくれたのである。切り返すのは好気発酵で、そのまま置いておくのは嫌気発酵。
・つまり、堆肥を作るには、好気発酵と嫌気発酵を交互に繰り返せばいいのだと気づいたのである。
・こうして、完熟堆肥作りの原理やヒントを機械に組み込み、五年間たったの二五日に短縮したのである。今ではこの装置が全国二〇ヶ所に導入され、すばらしい土作りをしていると同時に環境問題の解決と、資源循環システムの構築を推し進めている。
139頁・
・おそらくこの「ハザカプラント」は、これから日本ばかりでなく、海外にも進出していくことは間違いないだろう。
・こうして「ハザカプラント」で作られた土は、化学肥料を使わないオーガニック農業(有機農を行う農家を大いに救うことになった。
・昭和二八年を境にして、日本の農業はガラッと一変した。それまでやって来た堆肥農業を止めたのである。堆肥を作るには五年もかかるので面倒くさいから、アメリカの農業方式でやればいいだろうということになって、窒素、酸、カリだけを撒く化学肥料の農業に変ったのである
。
・窒素、燐酸、カリは植物の三大栄養素で(植物は何を食べて生きていくか、生長していくかというと、無機物ミネラル〉なのである)、とにかく最小限これだけあれば、植物は育つ。その手からこの頃から堆肥を使う農業はほとんど行なわれなくなってしまった。
・畑に撒くのは二つの化学肥料で、一つは燐酸カリウム。もう一つは硫酸アンモニウム(硫安)である。この二つの化学肥料の中に窒素・カリが含まれているから、これで十分だと考えたのだ。
・ところで、植物のように食べ物を食べるための口はないから、根を張って、そこから土に含まれている無機物を吸収し、その無機物を利用してエネルギーを得て生きている。つまり、彼らの主食は物なのである。
・一方、ゴミなどを見せて土にしたので、そのはすべて生命体である。
140頁・140
・生ゴミになった魚の骨も卵の殻も、稻もオガクズも、だって木から作られているから、生命体である。
・その生命体は何で出来ているかというと、有機物と無機物で、これを土壌微生物で発酵させ堆肥化すると、有機物はすべて分解されて、残るのは無機物だけなのである。土壌中の微生物は有機物を餌にして増殖し、無機物はほとんど食べない。その結果できるのが堆肥つまり、たっぷミネラルを含んだ肥沃な土である。
・ここで重要なのは、堆肥のもとは生命体を構成していた物だということで、マンガン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、アルミニウム、リン、ニッケル、コバルト、銅、亜鉛、カルシ
ウム、鉄など、生命体を構成していた無機質がすべて堆肥に入っているということにある。
・植物の三大栄養素なのだから、窒素・燐酸・カリだけ与えてやれば作物は育つだろうと考えて、
田畑に化学肥料を撒いても、植物はこの三つのミネラルしか食べられない。もちろん、土の中には他のミネラルが残っているが、作物を逃したら、そのうちになくなってしまう。
・ところが、堆肥は窒素・燐酸・カリも豊富なうえに、今述べた無機質群が豊かに含まれているから、植物は健康で豊溝に育つのである。
・つまり日本の農業は、化学肥料の導入によって、作物の力強さとおいしさを失ってしまい、それが今日でも続いているのである。
○ここに面白い実験がある。 畑を二つに分け、同じトマトの苗を、同じ数だけ植える。片方の畑
には、燐酸カリウムと確安だけを撒き、もう一方の畑には化学肥料を撒かずに、堆肥だけを施す。
・141頁・
・そして実ったトマトを比べてみると、全く違うのは、まず重さである。堆肥で育てたトマトずっしりと重く、水に入れると沈むのであるが、化学肥料を撒いた畑で出来たトマトはみんな浮いてしまった。堆肥トマトは水に沈むほど内容物が豊かなのである。
・それだけ差があるので、風味にも当然違いが出てきて、堆肥のトマトは甘さとうま味が強い。
・有機トマトが甘くなるのは、堆肥に含まれるミネラルが、甘味成分である糖を作るための補酵素となるから、また、おいしくなるのは、それらのミネラルがうま味の素であるアミノ酸を増加させるからである。
・また、有機トマトは鮮やかな赤に染まるのも、ミネラルが吸収されて、カロチンなどの色素が作られたからである。
・トマトだけではない。キュウリやほうれん草、米、果物も、堆肥で育てるとみんな豊富なミネラルによって健康に育つので、おいしいのである。「ハザカプラント」の土は今、このような有機農業に使われているのである。
・さて、「ハザカプラント」に入れた生ゴミは、二五日後に完熟堆肥となるが、毎日稼動させて
生 ゴミを入れつづければ、完熟堆肥が連続的に出来るわけである。一〇〇メートルに及ぶ一つのレーンは、ロボットで動かしているから、運転経費として必要なのは電気代だけであり、その他
経費を合わせても、年間一〇〇〇万円以下である。
・生ゴミの焼却処理場なら、走るのに数十億円、そして維持するために毎年数億円もかかるが、
140頁・2023/06/29 13:35
・こちらはレーンを一つ造る設備費は五分の一トン当りの経費もわずか二〇〇〇円で済んでしま
う。その上、出来上がるのは、処理が必要な焼却灰ではなく、すばらしい野菜などを育てる肥沃な土なのである。この土を使った農作物なら、安心、安全、おいしさが保証されている。
○このすばらしさを大人たちに説明するのだが、なかなか分かってもらえない。「もうすでに焼却場で燃やしているんだから、このままでいいじゃないか」という反応である。ところが、子供 たちに話すと、全員が「生ゴミは燃しちゃいけない。発酵して土にするべきだ」という。子供たちのほうが分かっているのである。そんなところが、現代日本の大人たちの心の貧困さなのかもしれない。バカでかい焼却場を造って、二酸化炭素を排出し地球温暖化に貢献し、出た焼却灰を山の自然に埋めて、次の子供たちにやっかいなプレゼントをしている。
・仮に、東京に「ハザカプラント」の一〇〇メートルのレーンを三棟造れば、東京の生ゴミは
すべて燃やさなくて済むのである。生ゴミをすべて土に返せる。こういう提案をすると、東京のような大都会の周辺には農家がないから、「先生、そんなに堆肥を作ってどうするんですか」などと質問をする人がいるが、心配はご無用。そのすばらしい土は近郊の山に撒いてもいいし、これまで首都圏が迷惑をかけてきた地方の最終処分場周辺の山に戻してもいいのである。
・堆肥は肥 沃な土だから、山が豊かになる。山が豊かになれば、その下にある田んぼも畑も豊かになり、川も海も豊かになって、環境が循環的によくなっていくのだ。
プラント・143頁・に、2023/06/29 13:48・
2023年5月25日 8:07:04
2010年10月23日 7:10:29,nazeno tesuto,奄美水害被害
台風13号の豪雨での崎原田雲の被害状況
2010年10月23日 18:27:52,とない事務所にたのむ
奄美市崎原字田雲・鶴亀山を、パルプ材を売るために龍郷町の山を勝手にユンボで切り崩したこの現状をどうしますか?
発酵は錬金術である小泉武夫・2005、11,20
・生ゴミから宝を生んだ発想
・さて、日本にもその種の発想をした男がいる。場所は宮城県柴田郡村田町。その男に全国から熱い視線が注がれているのだ。葉坂勝さんという人で、『バクテリアを呼ぶ男」(地湧社)という本も出している。彼は今から二〇年くらい前に、これからは生ゴミが大量に増えるだろうと予想し、資源循環型の究極の発想をしたのである。
・現在、日本では東京都をはじめ、ほとんどの自治体で、生ゴミの九二パーセントを燃やしていアメリカでさえ焼却しているのは二〇パーセントほどで、残りは自然に返しているというの日本は世界一生ゴミを燃やしている国なのである。
・生ゴミを燃やすと、どんな弊害があるのだろうか。まず、毎日、大量の生ゴミを焼却する工場が必要になるが、その建設費は数十億円から、大規模になると一〇〇億円はかかる。当然一つの
自治体だけでは無理なので、地方では四つ、五つの自治体が一緒になって、金を出し合って生焼却場を作って使っている。
・しかし、生ゴミ焼却場を作れば、それで終わりというわけにはいかない。生ゴミは水分を多量に含んでいるので、焼却しているところに生ゴミを入れると、温度が一気に下がってしまい、他
ダイオキシンが発生する恐れがある。
・135頁・
・そのため温度を下げないように、現在は燃料を加えて生ゴミを燃やしている。 その燃料代やメンテナンスにかかる費用、人件費などの維持費として、年間数億円から、規模によっては数十億円かかっているのである。
・この費用をみんな、地域住民の税金でまかなうのだから大変だ。こうして大金をかけて日本全
生ゴミを燃やして二酸化炭素を排出し、地球温暖化を促進しているのだから、バカバカしい
にもほどがある莫大な金をかけて地球をダメにしているのである。
・その上、さらに困ることが起きる。それは焼却灰の処理問題である。大量の生ゴミを燃やせば
大量の所が出るが、その灰をどう処理しているのかというと、産業廃棄物処理業者にトン当り一万とか二万円とかで引き取ってもらっているのである。その産廃業者はそれを福島県や茨城県、栃木県、長野県、群馬県などの山の中に持っていって、最終処分場というところに埋めている。
・そんなものを次の世代を担う子供たちにプレゼントしているのだ。これが現状である。ゴミの最終処分場となっている地方自治体は、財政が苦しいというので、都会から出た焼却をトン当り
二万円ぐらいで引き取っている。
・莫大な金をかけて、大気を汚染し、地球環境を破壊して、その上焼却灰を出している。
・さて、葉坂勝さんは「生ゴミは燃やしてはいけない」と考えた。そして、今から二〇年前にあることを発想した。
136頁・2023/06/29 13:01
・「生ゴミは宝だ」 「生ゴミは資源だ」と考えたのである。
・そして、昔の堆肥作りの原理を機械化して、急遽高温発酵による、生ゴミの大量堆肥化装置を発明したのだ。発酵槽は長さ一〇〇メートル、深さ二メートル、幅三メートルの巨大な装置である。「ハザカプラント」という。
・仙台市や福島市など、周辺一帯の市町村自治体から出る生ゴミ、あるいはスーパーマーケットから出る生ゴミ食品会社から出る食品廃棄物、酪農家から出る動物の糞尿などを毎日その巨大装置「ハザカプラント」に運んで発酵処理し、肥沃な土である堆肥を造っている。以前は、すべて燃やしていた生ゴミを土に返しているのである。
・この大型の装置には特殊な機械が組み込まれていて、そこには、昔の完熟堆肥を作るための原理がある。
・昔の人たちは五年間もかけて完熟堆肥を作っていた。 完熟堆肥でなければ、田畑に撒くことはできない完熟していない未熟な堆肥には、まだ有機物がたくさん残っていて、これを田畑に撒
と、農作物が根腐れ病を起してしまうのである。完熟堆肥は臭くないし、手で掴んでみるとフ カフカしていて、すばらしい土なのである。
・「ハザカプラント」では、八〇度近い高温で発酵させるのだが、土の中に棲息している高温土壌
微生物を活用する方法で行っている。この微生物は土の中にいる生ゴミが大好きな菌で、高温でとてもよく発酵するのである。この菌を自然に増殖させる環境システムを葉坂さんは開発したのだ。
138頁
・そして、ここにゴミを入れて発酵させると、完熟堆肥が出来るまでにたった二五目しかかからない。つまり、それまでの五年を。たったの二五日にまで短縮してしまったのである。
・なぜそんなに速く堆肥ができるのか説明しよう。微生物は夏場の温度の高いには旺盛に活動するが、冬のように温度が低くなると活動を停止する。日本には存夏秋冬の四季があるから、昔は、堆肥を完熟させるためには五回の夏、つまり五年間、高温の時期が必要だったのであると葉坂さんは密閉した空間を作って、そこに高温微生物が増殖しやすい環境を作ってやり、嫌気
発酵と好気発酵を連続して繰り返させることによって、短期間で完熟堆肥ができるこ発見したのである。
○葉坂さんは、このプラントを完成するまでに、堆肥作りを知っている農家のお年寄りをあちこち訪ねて、その作り方を聞いてまわった。すると、全員から同じ答えが返ってきたのだという。
・そこに注目したのだ。
・つまり、切り返したら、そのままにしておき、また切り返してはじっと置いてと教えてくれた、と教えてくれたのである。切り返すのは好気発酵で、そのまま置いておくのは嫌気発酵。
・つまり、堆肥を作るには、好気発酵と嫌気発酵を交互に繰り返せばいいのだと気づいたのである。
・こうして、完熟堆肥作りの原理やヒントを機械に組み込み、五年間たったの二五日に短縮したのである。今ではこの装置が全国二〇ヶ所に導入され、すばらしい土作りをしていると同時に環境問題の解決と、資源循環システムの構築を推し進めている。
139頁・
・おそらくこの「ハザカプラント」は、これから日本ばかりでなく、海外にも進出していくことは間違いないだろう。
・こうして「ハザカプラント」で作られた土は、化学肥料を使わないオーガニック農業(有機農を行う農家を大いに救うことになった。
・昭和二八年を境にして、日本の農業はガラッと一変した。それまでやって来た堆肥農業を止めたのである。堆肥を作るには五年もかかるので面倒くさいから、アメリカの農業方式でやればいいだろうということになって、窒素、酸、カリだけを撒く化学肥料の農業に変ったのである
。
・窒素、燐酸、カリは植物の三大栄養素で(植物は何を食べて生きていくか、生長していくかというと、無機物ミネラル〉なのである)、とにかく最小限これだけあれば、植物は育つ。その手からこの頃から堆肥を使う農業はほとんど行なわれなくなってしまった。
・畑に撒くのは二つの化学肥料で、一つは燐酸カリウム。もう一つは硫酸アンモニウム(硫安)である。この二つの化学肥料の中に窒素・カリが含まれているから、これで十分だと考えたのだ。
・ところで、植物のように食べ物を食べるための口はないから、根を張って、そこから土に含まれている無機物を吸収し、その無機物を利用してエネルギーを得て生きている。つまり、彼らの主食は物なのである。
・一方、ゴミなどを見せて土にしたので、そのはすべて生命体である。
140頁・140
・生ゴミになった魚の骨も卵の殻も、稻もオガクズも、だって木から作られているから、生命体である。
・その生命体は何で出来ているかというと、有機物と無機物で、これを土壌微生物で発酵させ堆肥化すると、有機物はすべて分解されて、残るのは無機物だけなのである。土壌中の微生物は有機物を餌にして増殖し、無機物はほとんど食べない。その結果できるのが堆肥つまり、たっぷミネラルを含んだ肥沃な土である。
・ここで重要なのは、堆肥のもとは生命体を構成していた物だということで、マンガン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、アルミニウム、リン、ニッケル、コバルト、銅、亜鉛、カルシ
ウム、鉄など、生命体を構成していた無機質がすべて堆肥に入っているということにある。
・植物の三大栄養素なのだから、窒素・燐酸・カリだけ与えてやれば作物は育つだろうと考えて、
田畑に化学肥料を撒いても、植物はこの三つのミネラルしか食べられない。もちろん、土の中には他のミネラルが残っているが、作物を逃したら、そのうちになくなってしまう。
・ところが、堆肥は窒素・燐酸・カリも豊富なうえに、今述べた無機質群が豊かに含まれているから、植物は健康で豊溝に育つのである。
・つまり日本の農業は、化学肥料の導入によって、作物の力強さとおいしさを失ってしまい、それが今日でも続いているのである。
○ここに面白い実験がある。 畑を二つに分け、同じトマトの苗を、同じ数だけ植える。片方の畑
には、燐酸カリウムと確安だけを撒き、もう一方の畑には化学肥料を撒かずに、堆肥だけを施す。
・141頁・
・そして実ったトマトを比べてみると、全く違うのは、まず重さである。堆肥で育てたトマトずっしりと重く、水に入れると沈むのであるが、化学肥料を撒いた畑で出来たトマトはみんな浮いてしまった。堆肥トマトは水に沈むほど内容物が豊かなのである。
・それだけ差があるので、風味にも当然違いが出てきて、堆肥のトマトは甘さとうま味が強い。
・有機トマトが甘くなるのは、堆肥に含まれるミネラルが、甘味成分である糖を作るための補酵素となるから、また、おいしくなるのは、それらのミネラルがうま味の素であるアミノ酸を増加させるからである。
・また、有機トマトは鮮やかな赤に染まるのも、ミネラルが吸収されて、カロチンなどの色素が作られたからである。
・トマトだけではない。キュウリやほうれん草、米、果物も、堆肥で育てるとみんな豊富なミネラルによって健康に育つので、おいしいのである。「ハザカプラント」の土は今、このような有機農業に使われているのである。
・さて、「ハザカプラント」に入れた生ゴミは、二五日後に完熟堆肥となるが、毎日稼動させて
生 ゴミを入れつづければ、完熟堆肥が連続的に出来るわけである。一〇〇メートルに及ぶ一つのレーンは、ロボットで動かしているから、運転経費として必要なのは電気代だけであり、その他
経費を合わせても、年間一〇〇〇万円以下である。
・生ゴミの焼却処理場なら、走るのに数十億円、そして維持するために毎年数億円もかかるが、
140頁・2023/06/29 13:35
・こちらはレーンを一つ造る設備費は五分の一トン当りの経費もわずか二〇〇〇円で済んでしま
う。その上、出来上がるのは、処理が必要な焼却灰ではなく、すばらしい野菜などを育てる肥沃な土なのである。この土を使った農作物なら、安心、安全、おいしさが保証されている。
○このすばらしさを大人たちに説明するのだが、なかなか分かってもらえない。「もうすでに焼却場で燃やしているんだから、このままでいいじゃないか」という反応である。ところが、子供 たちに話すと、全員が「生ゴミは燃しちゃいけない。発酵して土にするべきだ」という。子供たちのほうが分かっているのである。そんなところが、現代日本の大人たちの心の貧困さなのかもしれない。バカでかい焼却場を造って、二酸化炭素を排出し地球温暖化に貢献し、出た焼却灰を山の自然に埋めて、次の子供たちにやっかいなプレゼントをしている。
・仮に、東京に「ハザカプラント」の一〇〇メートルのレーンを三棟造れば、東京の生ゴミは
すべて燃やさなくて済むのである。生ゴミをすべて土に返せる。こういう提案をすると、東京のような大都会の周辺には農家がないから、「先生、そんなに堆肥を作ってどうするんですか」などと質問をする人がいるが、心配はご無用。そのすばらしい土は近郊の山に撒いてもいいし、これまで首都圏が迷惑をかけてきた地方の最終処分場周辺の山に戻してもいいのである。
・堆肥は肥 沃な土だから、山が豊かになる。山が豊かになれば、その下にある田んぼも畑も豊かになり、川も海も豊かになって、環境が循環的によくなっていくのだ。
プラント・143頁・に、2023/06/29 13:48・
現在地、鹿児島県奄美市名瀬崎原田雲534
ツルカメ山 |
奥に松の木が見える木を切りました
|
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切り倒してほっとして
|
山が光を |
山が生 |
010年5月28日 午前 6:59:50 |
掲示板・奄美群島の再生はどうあるべきか、お互いに情報を交換いたしましょう、日本の資源山林を再生して日本を再考しましょう。
奄美大島・おがみ山ルート
氷川町を守り磨き上げるまちづくり条例 最終更新日 [2005年12月13日]平成17年10月1日条例第108号
20,4,1,日本国税制度他に地方税
日本国 | 所得税 | 六段階 | |
1000円 | 1,949,000 | 5% | |
1,950,000 | 3,299,000 | 10%-97,500 | |
3,300,000 | 6,949,000 | 20%-636.000 | |
6,950,000 | 8,999,000 | 23%-636,000 | |
9,000,000 | 17,999,000 | 33%-1,536,000 | |
18,000,000 | 40%-2,796,000 | ||
その他 | 地方税 | 10% | |
田老総合防災情報サービス
まちの津波防止土手がよくわかる
奄美大島 田雲にて開墾し農業 |
伊達市歩いていける二㌔四方
崎原田雲の前の防潮堤の上を大型ダンプが通行し、防潮堤を損傷させている上に
件名 : RE: 私ども名瀬市民は困っております、仙田さんのホームページを拝見して、心強く思い、私どもがこれからどうしたらよいかを教授くださるようにお願いします
日時 : 2003年7月14日 17:33
滝田 好治 様
年齢(現在私は50歳)こそ違いますが、
都会から移住して
野菜作りをしながら行政の不正に立ち向かっているという、
似たような境遇ですね。
末永くよろしくお願いします。
国道58号おがみ山ルートを含めた奄振全体が、かつての基盤整備からいつの間にか変質し、公共工事そのものが自己目的化され、却って地域の自立を阻んでいるとの構図は、
当地屋久島における離島振興事業のあり方と瓜二つです。
屋久島は世界自然遺産の島で、
自然破壊なんて無縁と誤解されている向きもありますが、
離島振興事業の累計「投資」額は2000億円あまり、
人口一人当たり約1
500万円に達しており、人口当たりの金額では
約1200万円の奄振を凌ぐほど、
土建の氾濫はすさまじい状況です。
国道58号おがみ山ルート問題取り組みの、今後の方針についてアドヴァイスをというご趣旨のようです。素人なのはこちらも同様で、「教授」するような立場にはありません。特別な専門的訓練を受けたわけでないことをお断りしておきます。
とはいえ、この種のことには、
「場慣れ」のような要素も大いにあります。
これまでの経験から、何点かコメントしてみます。
鹿児島県や名瀬市当局への要望・陳情の類は、その実際的な効果がほとんど期待できません。
(だから、しても無駄というのではありません。
後記参照)彼らは、膨大な法規と専門知識の山で
守られているだけでなく、葵の紋章よろしく
「地元の(多数者の)要望」を、取り付けています。
ここが曲者であると同時に狙いどころでもあります。
(1) 曲者というのは、鹿児島県知事名の回答書に見られるとおり、反対しているのは一部の人、ひどい場合には「あんただけ」といわんばかりに、木で鼻を括ったような回答をしてくるからです。悔しかったら市長選なり市議会でなり、多数を取ってみろ、というわけです。残念ながらこれは一部真実で、無法な行政を支えているのは、無関心やあきらめに流されがちな住民でもあります。
(2) 長野県(脱ダム宣言)や徳島市(吉野川河口堰)のような例もありますから、多数を目指すことをあきらめてはなりませんが、とはいっても、にわかに多数は取れもしないし、長い道のりなどといっている間に、事態はどんどん悪くなっていきます。そこで、「狙い目」の話をしなければなりません。
(3) 法規や専門知識で守られているという点は、逆に、法規や専門的知見に関して少しでも誤魔化しや間違いなどの瑕疵があれば、ただではすまないという弱点でもあります。
そんなもの、そう簡単に見つかるまいと尻込みしていてはみつかるものもみつかりません。これだけ無茶な事業です。必ずどこかに嘘や誤魔化しがあります。それに、敵方は無瑕疵つまり100点満点でなければならないのです。
一箇所でも(手続・形式的なものではなく中身にかかわる)実体的な間違いや嘘をみつければO.K.。巨大な建物も柱一本へし折れば瓦解します。
(3) そのためには先ず、情報。資料の山との格闘が不可欠です。幸いに、鹿児島県、名瀬市とも情報公開条例が施行されています。どんどん公文書開示請求をしてください。てはじめに、平成10年4月名瀬市主催の住民説明会の記録、同年6月縦覧に対する意見書、同年8月の県都市計画審議会の審議記録、建設大臣への認可申請書やその付属書類あたりを開示請求して、眉につばをたっぷりつけな
がら精査してみてください。
(4) また、「多数」派住民の「要望」というのもたいていは形ばかりで、地域ボスや行政関係者がでっち上げたものが多いものです。(川辺川利水訴訟をみよ!!)ここにも誤魔化しや嘘が一杯あります。証拠を探してください。
(5) 残念ながら、都市計画決定途上の公式手続である縦覧に対する意見書提出の機会は4年以上前に終わっていますので、考えられるのは、住民監査請求(地方自治法242条)、住民訴訟(同242条の2以下)の提起を通じた鹿児島県または市の予算施行の停止請求です。これには、公金の支出が違法または不当であることが要件です。(2)に書いた「実体的な瑕疵」があれば、大丈夫。
事業は止められます。屋久島の土地改良事業や沖縄の埋め立て(?)事業など例があります。
(6) あと、地権者としての私権を徹底して主張する戦術も平行していく必要があります。個人の土地建物などの財産を奪うには、ただ賠償するだけでなく、その事業の公共性が確固としたものであることが必要です。用地交渉に絶対応じないことはもちろん、収用手続に入ってもあきらめてはいけません。事業に公共性がないことを公式手続の中で主張する機会が何度も保証されています。その準備のためにも、(3)、(4)の手順を踏んでおく必要があります。
(7) 以上のほか、関係機関への要望・陳情に関して、できる限りマスコミを利用すること、具体的には県庁記者クラブへの事前FAX(099
-286-2119)あたりが効果的です。要望・陳情などを提出したときだけでなく、人を馬鹿にしたような回答があったならそのことを報道させることで、世論喚起と行政側に対する威嚇と圧力になります。(マスコミが必ず採り上げてくれるとは限りませんが・・)
(8) また、マスコミだけでなく、ホームページ、ミニコミなど独自のメディアを持つことも結構効果があります。やってごらんになれば判りますが、役人は私達が思っている以上に「人の目」を気にしています。
私の場合、近年、最も効果的な行政関係者への切り札は、「見張り番(ミニコミ紙=約700部発行)に、このことを書くぞ!」のせりふです。
(9) 最後に、質問状、陳情書などの類は出来るだけ「証明に適する、個別的で具体的な事実」を挙げてすること。抽象論や、一般的に見解を聞くなどというのは最悪です。
さきほどの実体的瑕疵の発見に関しても、すべて自力でと考えず、少しでも納得がいかないことはいちいち行政側に問いただし、その中から、妙な言い方ですが、ハズレとあたりが自ずとより分けられてきます。私の場合、質問項目が30も40もある質問状提出などということが日常茶飯事です。
* * * *
* * *
一方的なおしゃべりになったかもしれません。いくらかでも参考になればと思います。個別の技術的なこと(例、開示請求、監査請求の仕方)など、わからなければ相談してください。
月並みですが、お互いがんばりましょう。
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オンブズマン 屋久島
代表 仙田 辰次
私ども名瀬市民は困っております、仙田さんのホームページを拝見して、心強く思い、私どもがこれからどうしたらよいかを教授くださるようにお願いします
03/7/15 9時47分34秒
奄美大島の自然を大切にする
人たちの意見発表の場です
国道58号バイパス建設を見直せないか 崎原田雲の防潮堤にダンプが走行中
国道58号・おがみ山ル-トは要らない
国道58号おがみ山バイパス
建設はやめるべきだ
財政再建を考える、名瀬市市会議員吉田慶喜氏、
1、1997年9月14日、日曜日、
名瀬市の財政1、
赤字続きの家計を憂慮
鹿児島県須賀知事
世界遺産に奄美大島を
登録するならば
すぐに自然破壊を
やめてください
奄美群島は,アマミノクロウサギやルリカケス,オオトラツグミなどの貴重な野生生物の生息する森や美しいサンゴ礁に囲まれた沿岸海域など特徴ある多様な自然を有しており,世界的にも高く評価されています。
現在,本県におきましては,奄美群島の14市町村と一体となって,奄美の豊かな自然との共生を目指した地域づくりの指針として「奄美群島自然共生プラン」の策定に取り組んでいるところですが,世界遺産への登録についてもその中で検討していくこととしております。
世界遺産への登録にあたっては,特に,地元の自然環境保全に関する主体的な取り組みと熱意が一番大事なことではないかと考えておりますが,
今後とも地元の方々と一体となって,登録への共通認識を図りながら,
取り組んでいきたいと考えております。
なお,御意見をいただきました
大和ダムにつきましては,大和川の治水対策と大和村の生活用水を確保することを
目的として計画し,昨年10月にダム本体工事に着手したところです。
このダムは,自然環境調査結果を踏まえ,法面などの人工改変面積の縮小やダム上流の周回道路を廃止する等,自然環境に配慮した計画としており,工事の施工に当たっては,
自然環境調査を継続するとともに,工事に伴う影響を必要最小限に留めるための
「大和ダム白然環境検討会」を設置して専門家の意見を聞きながら工事を進めております。
また,岩石については,建築事業用や工業用等各方面に重要な用途を有するもので,その採取に当たっては採石法に基づく認可を受けることになっており,
奄美地域の採石場についても,
同法に基づく認可を受けて採石事業を行っているところです。
おところ=名瀬市崎原田雲534
おなまえ=滝田 好治
電話番号=0997-54-3339
件 名=奄美大島を世界遺産に登録をするには
回 答=要
二〇〇三年一月二十日
名瀬市永田町十三―二十二
大島支庁長 川島健勇殿
名瀬市長 平田隆義殿
崎原・田雲の採石場に関する
私は、現在、崎原・田雲に家があり、農業をしています。ところが、
私の家の前を傍若無人に砕石廃土運搬にともなう大型ダンプが往来することにより、
精神的苦痛を受けています。
それで、これまで、約八年間、大島支庁長と名瀬市長に対して、この改善と解決のために、崎原・田雲の採石場に関する道路使用の件について、幾度となく文書や口頭で申し入れを行い、市議会でも質問もしてもらいました。ところが、問題の解決が一向にはかられることなく、今日にいたっています。この間の私と大島支庁、名瀬市との申し入れや交渉をつうじて感じていることは、「市も県も行政であれば、弱いものの立場にたたなければならないと思うのですが、そうなっていない」
ということで、憤りさえ感じています。
ガマンにも限度があり、ここに、順不同で、行政に対する疑問と、問題解決のための要求をいたしますので、早急に答えていただくことと、一刻も早く問題を解決していただくことを
重ねて申し入れるものです。
一、採石場跡地の上を現在通っている市道の崩落の恐れがあるということで、いま埋め戻しがされていますが、最初に採石が始まったのは何年からですか。
一、採石場の運搬道路に関する質問
①現在埋め戻しのための土砂の運搬の通行許可は、名瀬市は、防潮堤上に土砂が埋まっているところの公有地を、運搬道路として使用許可をだしているとのことですが、
一番最初の採石場の許可の際に、採石した石の運び出しに使用する道路の使用許可はどこを道路として名瀬市は許可したのか、明らかにしてください。
②また、それ以降の更新時の道路使用許可はどうしてきたのか
明らかにしていただきたい。
③その際、大島支庁は、名瀬市の使用許可に対して、現地を確認したのかどうか
明らかにしてください。
④現地の状況からみて、防潮堤ができる前には、採石の運搬のトラックや大型ダンプの通行に使う道路として私有地を使うように使用許可したと考えられるが、どうですか。もし、そうしているのであれば、そうした根拠を示してください。
一、防潮堤に関する質問
①現在、防潮堤の陸側が土砂で埋まって道路のように使われていますが、この土砂は何時から埋められたのですか(市の説明では堆積しているのですか。)
②名瀬市は、現在の事態を自然に堆積して埋まったかのように言っていますが、
国や県の補助金をもらってつくった防潮堤を今のままのように放置していいものか。
永年、黙認してきた市と県の行政責任について見解を明らかにしてください。
③防潮堤に土砂が堆積しているので、そこを大型ダンプ通行の運搬道路として、
公有地をなしくずし的に使用許可している法的根拠を明らかにしてください。
④防潮堤に土砂が堆積しておれば、防潮堤の役割を維持するためにも、
土砂堆積を現認次第、除去するのが本来の行政の仕事だと思いますが、
今日まで放置してきた理由について明らかにしてください。
⑤防潮堤の陸側に土砂が埋まっていても防潮堤の役割には差し支えはないということですが、
防潮堤の海側の上に立ってそこから人が落ちたり、
車が落ちたりしたときの、責任はどうなりますか。
そのような危険性があっても現状のまま放置しておくのですか。
⑥昨年十二月現地で立ち会って改善を要求したときに、市の担当者は、陸側に土砂が堆積(背後が埋まっていても)していても波よけが出来れば役目が果たせるといいましたが、それでも防潮堤といえるのか、その根拠を示してください。南側の防潮堤(一三〇メートル)を平成八年の漁港工事のときに、名瀬市は漁港が高波で埋まった砂利を南側に捨てて防潮堤前の海岸を埋めたので、
その年の台風の高波で私・滝田の南の畑が高波で流されました。
その被害の責任はどこがとるのか明らかにしてください。
⑥防潮提は波よけとして機能させなければならない。機能を回復させるべきと考えますが、現在堆積している砂利を早急にとりのぞくべきだと考えますがどうですか。
防潮提の海側に堆積している砂利などは何時除去するのですか。また、なぜ堆積するのかその理由を明らかにしてください。
⑦私は、これまで、繰り返し本来の防潮堤のあるべき姿(現在土砂を七十センチ入れて埋め立てて道路として使用しているものの原状復帰)に戻してほしいと強く要求してきましたが、
なぜ原型復旧ができないのか、その根拠を明らかにしてください。
⑧現在の市道崩落を防ぐための埋め戻しは、
何時までかかるのか日限を明らかにしてください。
一、防潮堤の建設に関する質問
①防潮堤は、何の理由で、何時建設されたのですか。
②その際、隣接する地主に防潮堤建設について説明し、
工事に際しては境界の確認などとったのですか。
③防潮堤建設に際しては、隣接する地主の権利は侵していないのかどうか明らかにしてください。
一、防潮堤のうしろの土地は地主がおり、名瀬市道から防潮堤に入るには、大型ダンプは、市道側に盛土をして、大きく私有地上のところを通行している。大きく左に曲がらないと、通行できない。名瀬市は地主が抗議しないことをいいことに、この三十年前後私有地の使用を認めてきているのではないか。それを県も黙認してきたのではないですか。
以 上
連合鹿児島は、正式には「日本労働組合総連合会 鹿児島県連合会」といいます。
労働組合「連合」(日本労働組合総連合会)の鹿児島県における地方組織です。
現在、31の産業別労働組合(「産別」といってます)と6の特別・直加盟組織の6万人が加盟しています。また、県内各地には、各地域ごとに「地域協議会(地協)」があります。
活動は、春季生活闘争(春闘)はじめ、加盟産別に関する産業政策、勤労者全体の生活に関する政策や制度の改善、道民的な課題について労働者の視点からの意見と運動、平和と軍縮を進める運動、海外の労働組合との意見交換など、多岐にわたる運動を行っています。
そのほか、最低賃金を決める審議会や労使紛争を解決する地方労働委員会などの各種委員会等へ委員を派遣し、地域全体の勤労者に影響する大切な場での活動、厚生労働省鹿児島労働局、鹿児島庁をはじめ、鹿児島市など各市町村に制度や政策の提言も行います。
運営の経費は、加盟する労働組合の組合員が一人150円の加盟費と、東京にある連合本部からの交付金で運営されています。
ご存じの通り、九州労働金庫、全労済鹿児島県本部などは、私達が出資している生協組織です。これらは、勤労者全体の生活向上に役立つとともに、労働組合の自立にも寄与しています。
労働組合は、産業政策や社会制度の向上を目的として、政治との関わりが大きくあります。連合鹿児島は民主党を機軸に社民党、自由連合を支持しています。それは、政策や理念の共通性が高いことと、なんと言っても、いま日本に必要な「政権交代」を実現させるためだからです。
連合鹿児島には一人でも加盟できる連合かごしまユニオンがありますし、いますでに労働組合があるなら組織全体で参加いただけます。
「あなたは決して一人じゃない!いつも“なかま”が待っています。」
連合鹿児島に入りませんか?
日本労働組合総連合会
鹿児島県連合会
〒890-0064
鹿児島市鴨池新町5-7
鹿児島県労働者福祉会館6F
TEL:099-250-5757
連合かごしまユニオンは、一人でも入れる労働組合として、2001年4月15日に22人の組合員で結成されました。「職場単位組合と地域単位組合及び個人加入組合員」で構成され、連合鹿児島の特別加盟組織のひとつです。
事務所を鹿児島市鴨池新町5-7-601 連合鹿児島事務局においています。
2005年5月末日の組合員数は、職場単位組合12組合約475人、個人加入組合員約100人の計575人の組合員が加入しています。
連合鹿児島の「なんでも相談ダイヤル」等へ相談された方々のうち、団体交渉等が必要な場合には、連合かごしまユニオンに加入していただき、連合かごしまユニオンとして経営者等へ団体交渉を申し入れ問題解決を図っています。また、相談活動を通じて相談者の職場に労働組合を結成したケースもあります。
連合かごしまユニオンの組合費は、個人加入組合員と職場・地域単位組合の場合では違います。個人加入組合員の場合は、加入費2,000円と組合費が月額1,000円となっています。職場・地域単位組合の場合には加入費は無く、組合費が月額550円となっています。
住所: 鹿児島市鴨池新町5-7
鹿児島県労働者福祉会館6F 連合鹿児島内
TEL:
099-250-5757
2008/08/12
3:05
呼 び か け
2003年1月吉日
永田町・久里町・古田町・真名津町の住民のみなさん。年末12月29日付けの南海日日新聞に、国道58号おがみ山バイパス計画の「用地説明会」が今春から行われるという記事が掲載されていました。わたしたちは、当該区域の住民として、次の理由でこの計画に納得できません。
1.わたしたちは、「自分の住むこの家で、今までどおりに平穏に暮らしていきたい」と考えていますし、自分の家に住むことは当たり前のことであり、市民として当然の権利だと思っています。しかし、県大島支庁土木課は「用地関係者の把握などで時間を要しており、用地説明会の開催は予定より遅れる見込み」として、すでにわたしたちの土地・建物を買収することを前提にして計画を進めています。したがって、わたしたちはこの計画の見直し、もしくは、白紙撤回を求めます。
2.わたしたちは、この事業計画が市民ときちんと話し合って作成されたものではなく、唐突にでてきたことに対して、とても不信感を持っています。また、計画の情報が市民に充分に公開されていないことに対しても疑問に感じています。もし、県大島支庁土木課・市役所当局がこの事業計画を本当に必要なものだと考えているのであれば、計画を一度白紙に戻し、市民ときちんと話し合った上で、市民合意の事業計画として実行して欲しいと考えています。現在の、市民を無視したこの計画には、わたしたちは反対します。
3.わたしたちは、このトンネルが本当に必要かどうかということに疑問を持っています。トンネルというものは、A地点からB地点に行くのに山や丘などがあって、迂回して行った場合、時間的にも労力的にも大きな負担を強いられる。しかも、他に方法がない。そういった場所であって初めて必要なものだと思います。この国道58号バイパスおがみ山ルートの場合は、トンネルを掘りたいために、わざわざ、道路をおがみ山の下に持ってくるという「主客転倒」の発想ですし、とても150億円かけてやるような事業ではありえません。県大島支庁土木課・市役所当局は、わたしたちのこの考え方が誤解であると考えているのであれば、誤解を解くように充分な情報開示と説明をして欲しいと考えています。
永田町・久里町・古田町・真名津町の住民のみなさん。わたしたちはこのような理由によって、この計画の見直しを求めていきたいと思っています。ぜひ、みなさんのご参加、ご理解と協力をたまわりたいと思っています。よろしくお願いします。呼びかけ人 滝田 好治 54-2483
(名瀬市永田町13番22号)
滝田 好治 わたしは、八年前に東京で定年退職を向かえて、現在、おがみ山下の永田町で生活しています。
いま、このまちの人たちは「国道58号おがみ山バイパス計画」に関わる都市計画の問題で、とても困惑しています。このトンネル計画にかかっている永田町・久里町・真名津町などには、一人暮らしの高齢者が多く、それぞれに自立した日常生活を送っています。わたしはこれらの方が、なんとか、がんばって生活していけるのは、住みなれた環境や隅ずみまで知り尽くした自分の家、隣り近所にいる話し相手とのお互いの助け合いなどによる心の安定が大きな要素だと思います。県大島支庁土木課・名瀬市役所都市計画課が進めている住民が望みもしないトンネル事業、都市計画事業は、これらの地権者、建物所有者、地域住民の生活を一変させてしまいます。
都市計画決定の手続きは一方的で、決定権限は市民・住民にはありません。また、現在一部関係者の御用機関に成り下がっている議会にもありません。だからこそ、この計画を決めた県・市の執行機関の責任はきわめて重いと言わざるを得ません。わたしは、地権者として、この人たちがどういう考えで、わたしたち住民の暮らしと財産を奪おうとしているのか、話しをうかがいたいと思います。ご返答ください。
わたしたちには、おがみ山トンネルも都市計画も必要ありません。計画見直しのための、再検討を要望します。
(名瀬市永田町十三番二十二号)
名瀬市で行われている公共事業は、本当に市民のためのものなのでしょうか
年末12月29日付けの本紙に、国道58号バイパスおがみ山ルートの道路事業における「用地説明会」が、今春から行われるという記事が掲載されていました。わたしたち市民には、この事業がどうして必要なのか、地域住民・市民とどういう話し合いによってプランを作成し、その情報をどのように市民に公開してきたのか、計画自体が市民の本当に納得のいく計画なのか、また、必要な計画なのか、この記事を読んだだけではよくわかりません。
トンネルというものは、A地点からB地点に行くのに山や丘などがあって、迂回して行った場合、時間的にも労力的にも大きな負担を強いられる。しかも、他に方法がない。そういった場所であって初めて必要なものだと、わたしは思います。この国道58号バイパスおがみ山ルートの場合は、トンネルを掘りたいために、わざわざ、道路をおがみ山の下に持ってくるという「主客転倒」の発想ですし、とても150億円かけてやるような事業でないと思います。
大島支庁土木課は「用地関係者の把握などで時間を要しており、用地説明会の開催は予定より遅れる見込み」としている。と書いてありますが、もし、この計画自体が市民の望まないもの、地権者・地域住民の同意を得られないものであったとしたら、県は用地関係者の把握をした後、この計画をどうするつもりなのでしょうか。
また、この事業を、名瀬みなとまちづくり計画=シンボルロード事業の一環として考えている市役所企画調整課に対しては、
わたしを含めた多くの市民からは、地域住民に負担を無理強いする区画整理への反対意見や、現在の市の財政への不安などの意見が寄せられていると思います。
現在の逼迫した財政を、大型の公共事業でさらに悪化させてもよい理由など、名瀬市の当局者や、一部関係者にはあっても、わたしたち市民にはまったくありません。これらの市民の疑問に対する県・市当局者の考えをぜひお聞かせ願いたいと思います。
2003年2月11日 23:17:15
平田孝義名瀬市長は崎原田雲の防潮堤
にダンプが走行中どうして許すのですか
シンポジウム「公共事業をどうする!」
-財政危機と河川局の変革をふまえて、"ダム"を見直す-レポート
国道58号バイパス建設を見直せないか 崎原田雲の防潮堤にダンプが走行中
鹿児島県須賀知事
世界遺産に奄美大島を
登録するならば
すぐに自然破壊を
やめてください
日時 : 2003年1月22日 17:22
厳冬の候,ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
さて,このたびお寄せいただいた「知事へのたより」について,
下記のとおりお答えいたします。
平成15年1月22日
滝田 好治 様 鹿児島県知事 須賀 龍郎
「奄美大島を世界遺産に登録するには」についての回答
奄美群島は,アマミノクロウサギやルリカケス,オオトラツグミなどの貴重な野生生物の生息する森や美しいサンゴ礁に囲まれた沿岸海域など特徴ある多様な自然を有しており,世界的にも高く評価されています。
現在,本県におきましては,奄美群島の14市町村と一体となって,奄美の豊かな自然との共生を目指した地域づくりの指針として「奄美群島自然共生プラン」の策定に取り組んでいるところですが,世界遺産への登録についてもその中で検討していくこととしております。
世界遺産への登録にあたっては,特に,地元の自然環境保全に関する主体的な取り組みと熱意が一番大事なことではないかと考えておりますが,今後とも地元の方々と一体となって,登録への共通認識を図りながら,取り組んでいきたいと考えております。なお,御意見をいただきました
大和ダムにつきましては,
大和川の治水対策と大和村の生活用水を確保することを
目的として計画し,
昨年10月にダム本体工事に着手したところです。
このダムは,自然環境調査結果を踏まえ,法面などの人工改変面積の縮小やダム上流の周回道路を廃止する等,自然環境に配慮した計画としており,工事の施工に当たっては,自然環境調査を継続するとともに,工事に伴う影響を必要最小限に留めるための「大和ダム白然環境検討会」を設置して専門家の意見を聞きながら工事を進めております。
また,岩石については,建築事業用や工業用等各方面に重要な用途を有するもので,その採取に当たっては採石法に基づく認可を受けることになっており,奄美地域の採石場についても,
同法に基づく認可を受けて採石事業を行っているところです。
おところ=名瀬市崎原田雲534
おなまえ=滝田 好治
電話番号=0997-54-3339
件 名=奄美大島を世界遺産に登録をするには
回 答=要
二〇〇三年一月二十日
大島支庁長 川島健勇殿
名瀬市長 平田隆義殿
崎原・田雲の採石場に関する申し入れ
私は、現在、崎原・田雲に家があり、農業をしています。ところが、私の家の前を傍若無人に砕石廃土運搬にともなう大型ダンプが往来することにより、精神的苦痛を受けています。
家の前の防潮堤の上を大型ダンプが通行し、防潮堤を損傷させている上に雨が降れば大きな穴、また、ダンプの往来でドロドロになりたいへんです。晴れが続けばもうもうたる砂埃です。原因は、防潮堤の上に土砂を埋め立てたために水が抜けない構造になっているからです。
それで、これまで、約八年間、大島支庁長と名瀬市長に対して、この改善と解決のために、崎原・田雲の採石場に関する道路使用の件について、幾度となく文書や口頭で申し入れを行い、市議会でも質問もしてもらいました。ところが、問題の解決が一向にはかられることなく、今日にいたっています。この間の私と大島支庁、名瀬市との申し入れや交渉をつうじて感じていることは、「市も県も行政であれば、弱いものの立場にたたなければならないと思うのですが、そうなっていない」ということで、憤りさえ感じています。
ガマンにも限度があり、ここに、順不同で、行政に対する疑問と、問題解決のための要求をいたしますので、早急に答えていただくことと、一刻も早く問題を解決していただくことを重ねて申し入れるものです。
一、採石場跡地の上を現在通っている市道の崩落の恐れがあるということで、いま埋め戻しがされていますが、最初に採石が始まったのは何年からですか。
一、採石場の運搬道路に関する質問
①現在埋め戻しのための土砂の運搬の通行許可は、名瀬市は、防潮堤上に土砂が埋まっているところの公有地を、運搬道路として使用許可をだしているとのことですが、
一番最初の採石場の許可の際に、採石した石の運び出しに使用する道路の使用許可はどこを道路として名瀬市は許可したのか、明らかにしてください。
②また、それ以降の更新時の道路使用許可はどうしてきたのか
明らかにしていただきたい。
③その際、大島支庁は、名瀬市の使用許可に対して、現地を確認したのかどうか
明らかにしてください。
④現地の状況からみて、防潮堤ができる前には、採石の運搬のトラックや大型ダンプの通行に使う道路として私有地を使うように使用許可したと考えられるが、どうですか。もし、そうしているのであれば、そうした根拠を示してください。
一、防潮堤に関する質問
①現在、防潮堤の陸側が土砂で埋まって道路のように使われていますが、この土砂は何時から埋められたのですか(市の説明では堆積しているのですか。)
②名瀬市は、現在の事態を自然に堆積して埋まったかのように言っていますが、国や県の補助金をもらってつくった防潮堤を今のままのように放置していいものか。永年、黙認してきた市と県の行政責任について見解を明らかにしてください。
③防潮堤に土砂が堆積しているので、そこを大型ダンプ通行の運搬道路として、公有地をなしくずし的に使用許可している法的根拠を明らかにしてください。
④防潮堤に土砂が堆積しておれば、防潮堤の役割を維持するためにも、土砂堆積を現認次第、除去するのが本来の行政の仕事だと思いますが、今日まで放置してきた理由について明らかにしてください。
⑤防潮堤の陸側に土砂が埋まっていても防潮堤の役割には差し支えはないということですが、防潮堤の海側の上に立ってそこから人が落ちたり、車が落ちたりしたときの、責任はどうなりますか。
そのような危険性があっても現状のまま放置しておくのですか。
⑥昨年十二月現地で立ち会って改善を要求したときに、市の担当者は、陸側に土砂が堆積(背後が埋まっていても)していても波よけが出来れば役目が果たせるといいましたが、それでも防潮堤といえるのか、その根拠を示してください。南側の防潮堤(一三〇メートル)を平成八年の漁港工事のときに、名瀬市は漁港が高波で埋まった砂利を南側に捨てて防潮堤前の海岸を埋めたので、その年の台風の高波で私・滝田の南の畑が高波で流されました。
その被害の責任はどこがとるのか明らかにしてください。
⑥防潮提は波よけとして機能させなければならない。機能を回復させるべきと考えますが、現在堆積している砂利を早急にとりのぞくべきだと考えますがどうですか。
防潮提の海側に堆積している砂利などは何時除去するのですか。また、なぜ堆積するのかその理由を明らかにしてください。
⑦私は、これまで、繰り返し本来の防潮堤のあるべき姿(現在土砂を七十センチ入れて埋め立てて道路として使用しているものの原状復帰)に戻してほしいと強く要求してきましたが、なぜ原型復旧ができないのか、その根拠を明らかにしてください。
⑧現在の市道崩落を防ぐための埋め戻しは、何時までかかるのか日限を明らかにしてください。
一、防潮堤の建設に関する質問
①防潮堤は、何の理由で、何時建設されたのですか。
②その際、隣接する地主に防潮堤建設について説明し、工事に際しては境界の確認などとったのですか。
③防潮堤建設に際しては、隣接する地主の権利は侵していないのかどうか明らかにしてください。
一、防潮堤のうしろの土地は地主がおり、名瀬市道から防潮堤に入るには、大型ダンプは、市道側に盛土をして、大きく私有地上のところを通行している。大きく左に曲がらないと、通行できない。名瀬市は地主が抗議しないことをいいことに、この三十年前後私有地の使用を認めてきているのではないか。それを県も黙認してきたのではないですか。
以 上
おがみ山の山すその、
高齢者の方は泣いています
先日、本紙の平成十二年九月十八日付け「記者の目」と題する特集記事を読む機会がありました。いま、工事が行われている「和光バイパス整備事業」伊津部町地域に住んでいた住民の立ち退きに関わる苦悩を取材したもので、記者の方は「自戒も込めて住民の声を紹介する」と書いています。
この記事から二年数ヶ月の時が流れましたが、和光バイパス・おがみ山ルートの地域住民と行政の間には、本紙記者が書いたような事態が、いま、まさに起きようとしています。わたしは、末広町における区画整理事業計画の当該区域地権者として、おがみ山ルートの問題を、この地域の住民がどのように考えているかを知るために、
各家庭を戸別訪問しました。そのなかで判ったことは、次のようなことです。
この地域には、一人暮らしの高齢者が多く、住民の多くの方は「自分が住みなれたこの家で、今までどおりに静かに暮らしていきたい」と思っています。しかし、そのことを市や県の役人に言えずに、「役人が決めたことだから仕方がない」とか、「行くところもなく、どうすればいいのかわからないけど、役人にはさからえない」とわたしたちに涙を浮かべて話します。これらの住民は自分の気持ちを誰にも言えずにあきらめてしまっていたのです。また、役所のほうでは、住民が思いを言えないのをいいことに、
計画を矢継ぎ早に進めています。役人は、これらの住民が彼らの前で、自分の本当に思っていることをきちんと説明することがどんなに大変なことなのかを理解しているのでしょうか。地域住民が今までどおりに生活したいと思うのは、あたりまえのことであり、市民としての当然の権利です。わたし自身、役人が一部の関係者のために、多くの住民をいじめている状態を、いつまで続けるのか疑問に思っています。県・市の役人は、これらのことをどのように考えているのでしょうか。また、県大島支庁土木課・市役所当局はこの事業計画を本当に必要なものだと考えているのであれば、計画を一度白紙に戻し、市民にすべての情報公開をして、市民ときちんと話し合った上で、市民・地域住民合意の事業計画として実行して欲しいと考えます。ぜひ、返答をお願いします。
記事は「市には道路整備や区画整理の構想が多数ある。住みなれた土地を離れる住民の声には、計画決定や事業着手後に抱えることになった移転先の難しさや公共用地とならない残地の取り扱いなど行政側でも整理すべき課題が多分に含まれる。さらに金銭に換えられない住民への『精神的補償』をだれがどう担うのかは市全体の課題だ」と結論付けていますが、わたしは記者の方が「またまた、自戒も込めて住民の声を紹介する」と言うことにならないように、できるだけ早く、当地を取材するように、お願いしたいと思います。
名瀬市永田町13-22・電話54-2482
1、名瀬市長選は10月20日告示10月27日(日)投票となっています、どなたがおがみ山ルートを考えたのでしょう、どんな手続きでどんな経過で決まったのか、
市民の声、地権者の意見を聞いていないではないですか、
苦労してガソリン税を納めた税金、知恵のない、常識では考えられない、国道58号線が20メートルほど左にあり、この国道をひろげるのは分かるが、右手の山に作るとは?国民・市民の血税をどぶに捨てるような、
トンネルルートを考えた人を知りたい。
責任者であるどんな手続きどんな経過で決まったのか、
平田隆義名瀬市長に説明責任があり、納得できるよう。
回答は文書で10月10日までお願いします。
2、私は国道の古見通りを拡張が無理ならば、地下道化して、大幅に使いよい町にする、地下には商店街を作り、地上は4~5階の豪華な欧米風の、何百年も耐える、
石造りの家を作り、歩いて生活ができる古見通りを、考えませんか。
この使いよい、古見通りの再開発で、奄美群島に住む弱者を自立できる街づくりができます、重点的に、名瀬旧市内を定住人口を増やし、雇用の場を作る、例えば福祉サービス他に、賄い付きアパート、人が集まれば自然に市が開くものです、弱い立場の人でも、エレベーター、車椅子で自立できる都市は、古見本通を考えたらどうですか、これを市民多数で議論をなすべき問題と思います。
土建企業やその他コンサルタントなど、と真っ先に相談するのでなく、
まず市民参加、情報公開で議論を進めていくことが重要ですが、どう思いますか。
3、交付金、補助金、地方自治を駄目にする、中央集権制度で中央官僚は余計な口出しをし、自治体の責任をあいまいにし、中央集権化のための市町村合併道州制は、問題があり、私たちは住民参加、住民の自立による、地方自治の、道州制への移行は問題であり、私たちは地方自治の住民による自立自己責任で、市町村合併、道州制を進めて、明るく豊かで、安全な社会を作るのが大人の責任ではありませんでしょうか、
以上
龍郷砕石現場御覧ください
瀬戸内町の網野子集落のゴミ施設建設で困っております、みんなで支援の輪を広げよう
干潟・ダムなどを勉強し自然豊かな地球に
田中角栄の遺言、官僚栄えて国滅ぶ 小室直樹の第五章、デモクラシーとは何か果たして
「国民主権」が守られているのか
ダム日記 資料室
砂防ダムってなに? どこが問題? やさしくまとめた Q&A
自由な発想・考え・思い・自由・
大島支庁長 川島健勇殿
名瀬市長 平田隆義殿
崎原・田雲の採石場に関する申し入れ
私は、現在、崎原・田雲に家があり、農業をしています。ところが、私の家の前を傍若無人に砕石廃土運搬にともなう大型ダンプが往来することにより、精神的苦痛を受けています。
家の前の防潮堤の上を大型ダンプが通行し、防潮堤を損傷させている上に雨が降れば大きな穴、また、ダンプの往来でドロドロになりたいへんです。晴れが続けばもうもうたる砂埃です。原因は、防潮堤の上に土砂を埋め立てたために水が抜けない構造になっているからです。
それで、これまで、約八年間、大島支庁長と名瀬市長に対して、この改善と解決のために、崎原・田雲の採石場に関する道路使用の件について、幾度となく文書や口頭で申し入れを行い、市議会でも質問もしてもらいました。ところが、問題の解決が一向にはかられることなく、今日にいたっています。この間の私と大島支庁、名瀬市との申し入れや交渉をつうじて感じていることは、「市も県も行政であれば、弱いものの立場にたたなければならないと思うのですが、そうなっていない」ということで、憤りさえ感じています。
ガマンにも限度があり、ここに、順不同で、行政に対する疑問と、問題解決のための要求をいたしますので、早急に答えていただくことと、一刻も早く問題を解決していただくことを重ねて申し入れるものです。
一、採石場跡地の上を現在通っている市道の崩落の恐れがあるということで、いま埋め戻しがされていますが、最初に採石が始まったのは何年からですか。
一、採石場の運搬道路に関する質問
①現在埋め戻しのための土砂の運搬の通行許可は、名瀬市は、防潮堤上に土砂が埋まっているところの公有地を、運搬道路として使用許可をだしているとのことですが、
一番最初の採石場の許可の際に、採石した石の運び出しに使用する道路の使用許可はどこを道路として名瀬市は許可したのか、明らかにしてください。
②また、それ以降の更新時の道路使用許可はどうしてきたのか
明らかにしていただきたい。
③その際、大島支庁は、名瀬市の使用許可に対して、
現地を確認したのかどうか明らかにしてください。
④現地の状況からみて、防潮堤ができる前には、採石の運搬のトラックや
大型ダンプの通行に使う道路として私有地を使うように使用許可したとえられるが、どうですか。もし、そうしているのであれば、
そうした根拠を示してください。
一、防潮堤に関する質問
①現在、防潮堤の陸側が土砂で埋まって道路のように使われていますが、この土砂は何時から埋められたのですか
(市の説明では堆積しているのですか。)
②名瀬市は、現在の事態を自然に堆積して埋まったかのように言っていますが、国や県の補助金をもらってつくった防潮堤を今のままのように放置していいものか。
永年、黙認してきた市と県の行政責任について見解を明らかにしてください。
③防潮堤に土砂が堆積しているので、そこを大型ダンプ通行の運搬道路として、公有地をなしくずし的に使用許可している法的根拠を明らかにしてください。
④防潮堤に土砂が堆積しておれば、防潮堤の役割を維持するためにも、土砂堆積を現認次第、除去するのが本来の行政の仕事だと思いますが、今日まで放置してきた理由について明らかにしてください。
⑤防潮堤の陸側に土砂が埋まっていても防潮堤の役割には差し支えはないということですが、防潮堤の海側の上に立ってそこから人が落ちたり、車が落ちたりしたときの、責任はどうなりますか。
そのような危険性があっても現状のまま放置しておくのですか。
⑥昨年十二月現地で立ち会って改善を要求したときに、市の担当者は、陸側に土砂が堆積(背後が埋まっていても)していても波よけが出来れば役目が果たせるといいましたが、それでも防潮堤といえるのか、その根拠を示してください。南側の防潮堤(一三〇メートル)を平成八年の漁港工事のときに、名瀬市は漁港が高波で埋まった砂利を南側に捨てて防潮堤前の海岸を埋めたので、その年の台風の高波で私・滝田の南の畑が高波で流されました。
その被害の責任はどこがとるのか明らかにしてください。
⑥防潮提は波よけとして機能させなければならない。機能を回復させるべきと考えますが、
現在堆積している砂利を早急にとりのぞくべきだと考えますがどうですか。
防潮提の海側に堆積している砂利などは何時除去するのですか。また、なぜ堆積するのかその理由を明らかにしてください。
⑦私は、これまで、繰り返し本来の防潮堤のあるべき姿(現在土砂を七十センチ入れて埋め立てて道路として使用しているものの原状復帰)に戻してほしいと強く要求してきましたが、なぜ原型復旧ができないのか、
その根拠を明らかにしてください。
⑧現在の市道崩落を防ぐための埋め戻しは、何時までかかるのか日限を明らかにしてください。
一、防潮堤の建設に関する質問
①防潮堤は、何の理由で、何時建設されたのですか。
②その際、隣接する地主に防潮堤建設について説明し、工事に際しては境界の確認などとったのですか。
③防潮堤建設に際しては、隣接する地主の権利は侵していないのかどうか明らかにしてください。
一、防潮堤のうしろの土地は地主がおり、名瀬市道から防潮堤に入るには、大型ダンプは、市道側に盛土をして、大きく私有地上のところを通行している。大きく左に曲がらないと、通行できない。名瀬市は地主が抗議しないことをいいことに、この三十年前後私有地の使用を認めてきているのではないか。それを県も黙認してきたのではないですか。
以 上
おがみ山の山すその、
高齢者の方は泣いています
先日、本紙の平成十二年九月十八日付け「記者の目」と題する特集記事を読む機会がありました。いま、工事が行われている「和光バイパス整備事業」伊津部町地域に住んでいた住民の立ち退きに関わる苦悩を取材したもので、記者の方は「自戒も込めて住民の声を紹介する」と書いています。
この記事から二年数ヶ月の時が流れましたが、和光バイパス・おがみ山ルートの地域住民と行政の間には、本紙記者が書いたような事態が、いま、まさに起きようとしています。わたしは、末広町における区画整理事業計画の当該区域地権者として、おがみ山ルートの問題を、この地域の住民がどのように考えているかを知るために、
各家庭を戸別訪問しました。そのなかで判ったことは、次のようなことです。
この地域には、一人暮らしの高齢者が多く、住民の多くの方は「自分が住みなれたこの家で、今までどおりに静かに暮らしていきたい」と思っています。しかし、そのことを市や県の役人に言えずに、「役人が決めたことだから仕方がない」とか、「行くところもなく、どうすればいいのかわからないけど、役人にはさからえない」とわたしたちに涙を浮かべて話します。これらの住民は自分の気持ちを誰にも言えずにあきらめてしまっていたのです。
また、役所のほうでは、住民が思いを言えないのをいいことに、
田中角栄の遺言、官僚栄えて国滅ぶ 小室直樹の第五章、デモクラシーとは何か果たして「国民主権」
が守られているのか
ダム日記 資料室 砂防ダムってなに? どこが問題? やさしくまとめた Q&A
小泉首相も申します、民が稼いで民間が税を納めて、民間が無ければ財源が生まれない、
その金を官庁官僚は予算を使うだけです、
役人は選挙で選ばれていないので責任感が無いのです
自由な発想・考え・思い・自由・
2010年10月23日 16:08:22,台風13号の豪雨での崎原田雲の被害状況
参議院議員ツルネン様
奄美大島の大雨被害の件で、私どもは名瀬崎原田雲534番地に一軒ですので、マスコミにも忘れ去られていますので
ツルネン議員の政治姿勢に賛同して、応援してきている一人です。
西山さんからメールをいただいた、10時過ぎに雨が激しく水が汚れたので、避難に名瀬の家に向かう山道が雨で大木が道を完全に塞いで居ましたので戻り電話で110番に、奄美市土木課に道が完全に塞がれていると、何とか片側でも通れるようにとお願いして、何とか10月20日16時ごろ通過。
段階では崎原田雲の有機農業の山水が汚れるので、畑の家より名瀬永田町13-22の家に避難して来ていて、道路崩壊の惨状を知りませんでした、
その段階では被害状況がわからなかったのです、10月23日(土 )にはじめて現地の山の崩壊した写真です、この道の反対方向は、田雲川の仮橋で、雨が降れば、水がかぶるので使えません、応援してきた鹿児島2区の打越あかし衆議院比例は、今まで私どもの話を一切、聞いてはくれませんので。
ぜひともツルネン参議議員には現地を視察してほしい気持ちです。
写真を乗せた私のホームページです
http://www2.synapse.ne.jp/takita/amamidaisizen%20toguti%20saiseki.htm#13gou
takumo higai
奄美市名瀬永田町13-22
滝田 好治
滝田 明子
10/24/2010 2:01:24 AM
平成22年10月24日 日曜日
10/10/24 6時20分44秒
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奄美の自然を保護し日本国豊かな暮らしに育てましょう
奄美大島も産廃場が
ありました
龍郷町中勝 山頂
友原砕石所
美しい奄美大島の自然を回復し世界に誇れる島に変えましょう
友原砕石所戸口川 | |
戸口川は回復出来るか | |
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この山が無くなる | |
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奄美振興事業が始まり島は破壊が始まる |
島を愛し昔の奄美を取り戻す、
土壌からしみでる養分ある水が川に流れ海に、
微生物がプランクトンになり生態系を作るのです
奄美独自の樹木を育て
雨水は土壌に浸透させます